おひさしぶりっこ。


ようやっと人の生活に戻れた気がする(←三日間一歩も外に出なかった)

どんな集団だ。

昼からせっせとお仕事していると、ヤンキーでかつホステスの友達がやってきた。彼女はこれから仕事だというのに我が店のフライドチキンを貪っていた。
というか、これからホステスとして出勤するのに、何故上下スウェットなのか。新手のスタイルか。そう一人悩んでいると、彼女の先輩らしいホステスさんが登場した。


のしっ。


そこにいたのは体重100キロは超えてるだろう(しかし私より背が低い)大柄な女性。友達が『お姉ちゃん』と呼ぶその先輩は、濃い化粧に無理矢理着た服で肉が盛り上がり、合わなすぎるサイズに服の上からもバレバレなほどの三段腹、という悪夢の様な出で立ちをしていた。友達も結構太っているのだが、その彼女が標準体型に見えるくらいだ。おおぉぉ…。
"無理に小さいサイズ着なきゃいいのに"、と私の哀れみの視線を背に、ピンキーダイアンのことについて盛り上がる彼女達は騒音を撒き散らしながら店を去っていった。
鼻ピ、ヤンキー、肥満。この三点にチェックが入るだろう彼女達をホステスとして雇う店が、一体どのようなもので何がテーマかを一度調べたいという衝動に駆られた。

アホか。

某番組で韓国の歌手。"ピ"さんの特集をやっていたのだが、それにしても不快極まりない。誰に、って今最も人気のピさんに対してではなく、彼のファンだと言っている女性に、だ。
彼女は今年ブレイクしまくった『冬のソナタ』のヨン様のファンだったのだが、『どんどん売れて私達から遠くなってしまったから』という理由で(もっと他にもあった気がするが)ピさんに乗り換えたらしい。なんだそりゃ。あんたアホか。
今のヨン様人気は冬ソナのおかげだ。少女から熟女を虜にしたあのドラマが発端となり、日本の韓国ブームに火が点いたのだ。あんたもその冬ソナを見て彼のファンになったんだろ。日本では無名時代の時に彼のファンだったなら↑の発言は許されるものだが、皆と同じく冬ソナでファンになったなら言う資格は無い。あんたがファンになった時点でもうすでに日本で有名だったのだから。しょっぱなから遠い存在だったのだ。っていうか芸能人相手に近い遠いもないだろ。遠い存在(=芸能人)だったからこそあんたはファンになったんだろ。ヨン様やピさんがそのへん歩いている兄ちゃんだったら、あんた別に騒ぎゃしねぇだろ。還暦過ぎてるいい歳した女がアホこくな、ボケ。大体ピさんのこと知らないくせに『彼は素直で優しくて…』なんてほざいていたが、それは彼の公での姿を見て、だろ。実際プライベートでそうのかどうなんだかわかりゃしない。イメージはとても大事だけど、それだったら単に『見た目が好きだから』でファンになってもらった方が聞いてる側としてはいい。
韓国ブームがいつ去るのか。冬ソナを見ていない私には韓国人スターの名前がわからない。そもそも顔も同じように見えてしまう。だからなのか。こんな見ず知らずの人間に暴言を吐けるのは。いや、でも腹立つ。むかつく。
…とか書いてる内にもう仕事の時間だ。嗚呼、苛立ちをぶつけていたら遅刻寸前。これも韓国人スターファンの呪いなのか。キムチ、大好きです。