誘うは焦熱への儀式
昨日は学校終わった後に地元で飲み会があった。 Mの送別会かつドラッグさんの送別会かつ先月辞められたパートの桔梗さん(仮名)の送別会かつ鋼鉄さんの歓迎会という、何が主旨なのかさっぱりわからない会に我が店の社員・バイター達およそ十人が集まって宴を催した。人不足で大変な事になっている店を置いて。 一次会は駅付近のちょい高級居酒屋、二次会はカラオケ、と順調に会は進み、予定していた二次会が終わったところで解散。もう日付けは変わっている。 さーてお家に帰ろうかしらん、なんて思っているとチャイナさんにむんずと太い二の腕を捕まれ、皆が帰っていく中正反対の方向に引き摺られチャイナさんの車に押し込まれる。そこにはラビットさんとMの姿も。なんと三次会強制出席だ。 十代・二十代の若者達は二次会終了で当然の如く帰っていったというのに、一応十代の私が何故三次会に行く事になったのか。他三人は三十代・四十代の大人達だしバイト先でも偉い人達だというのに。わけがわからんままに三次会会場のカラオケへ。大人三人が買い出しに行ったので仕方なく一人で受付を。二時間、と。 買い出しが終わって無事入室し、どかっと皆各々席に着くと、始まったのはカラオケ大会ではなく愚痴大会。店がどうとか人がどうとか、アルコールの所為も多分にあって皆普段言えない不満を思いっきりぶちまけた。あまりにぶちまけすぎたので、何も歌わないまま部屋にコール音が。えっ、十分前? そんな、私達はカラオケ屋に来たというのに歌いもせずに愚痴だけで二時間も居座り続けたというのか。はっ!と時計を見ると確かに入室してから短針が指す数字が二つほど大きくなっている。 驚愕の真実に愕然とした我々は急遽一時間延長し、慌てて持ち歌を披露することに。途中ではっちゃけた私とMが賭けカラオケをやろうと言い出し、一人百円、一番点数の良かった人にあげるということになった。百円…貧乏学生のオラには決して笑える金額じゃねぇべな…(←じゃあ提案するな) まぁ結果は………私の一人勝ち☆初めて歌ったsacraのかげぼうしで95点取って優勝。見事賞金を獲得しましたww二回やって二回とも買ったので、皆さんから計600円ほどお小遣いを頂いた結果に。やー皆様、ありがとうございますw 三時半にお開きになり、チャイナさんに家まで送ってもらって帰宅。今現在(AM4時半)に至ります。やー疲れた疲れた。 多分、もう二度と飲みに行く機会なんてないメンバーだったなぁ。楽しかった。猫被る必要のない人達だったから、三次会は皆にまざってスパスパ煙草吸ってたしwまた…無理だろうけど、集まって飲みたいな…。 こうして謎の宴を終わりを告げたのであった。
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