眠いの。


眠さに負けて仮眠から目覚めると時刻は午前一時半。シカトしてしまった友人達からのメールを見つつ、同僚さんからの仕事出てくれメールに丁重なお断りを返すのであった。

とても不思議な縁。

シカトぶっこいてしまったメールの中には、自動車合宿中に知り合った三つ上の女性からのものもあった。私は今度、一緒に行った友達と彼女の大学祭に行くのだ。
思えば不思議な縁だと思う。遠い山形で知り合った、一週間くらい(彼女達の方が早く合宿にきてた)一緒の所にいたというだけの間柄。東京と神奈川という、近い場所に住んでいても、山形まで来なければ確実に知り合いにはなっていなかったような。
例えばどちらかが合宿に行かなければ。学校が違ければ。宿舎が違ければ。日程が重ならなかったら。あの日声をかけてくれなかったら。
友達にはなれなかった人。一緒にご飯食べたり、部屋でジェンガ大会したり、こうして家に帰ってきてからも連絡取り合うなんてことなかった人。
私の知り合いと言えば学校のやらバイト先の人やらばかりなので、なんかこうして『遠い地で偶然が重なって』できた友達は彼女達が初めてだ。
近くにいても出逢えるはずはなかった人達。限りなくゼロに近い確立で会えたこと、本当によかったと思う。